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火事罹災・その2 [日記・雑記]

火災被害から4日目

疲労はピークになっています。
(うつ持ちにしては良く耐えているなぁ…)

昨日は大家加入の建物の火災保険適用調査の鑑定人が来て立ち会いをしました。
火元の部屋は天井のコンクリート部分が真っ黒…
私の見た感じの感想ですが、フラッシュオーバー現象の前まではじっくりと焼けた感じに見えました。
外壁煤が付き、3階の屋根下の外壁金属板が変形。

その場で聞いた、鑑定人見解をざっと…
火元の部屋は、内装工事とクリーニング。
建物外壁は再塗装。(熱変形部分の修復については私の一存では何とも言えない)
上階の我が家は、消防隊入室による黒い手形や床の汚れがあるにもかかわらず、大家側で出来るような壁紙交換、臭い取りとハウスクリーニング程度で、保険で対応するほどのものではないかもしれません…

この言葉に、
大家は、「じゃ、火元世帯にやらせればいいんですね?」
と、かなりお怒りモード。
同行弁護士は、「いや、火元人は法律で守られているので直接の賠償はできません。相手方からは誠意という対応だけになります。」
と、バッサリ。。。
近年の不況で、工場移転&規模縮小&失業の影響で、近辺の賃貸物件の借り主が激減しているのが実情。
地主さん達が減収に悩んでいることもあり、大家は結構食い下がっていましたが、現実は現実です!

この紛糾した席では、私と火元人は第3者なので見守るだけ。。。
火元人の賠償の話が出たときは、さすがに当事者は席を外しました。

大家から鑑定人に、
「上階被害者への賠償問題について何としてあげられないのかね?」
との話がありましたが、保険屋も慈善事業ではないですからねぇ。。。

我が家の被災は家財保険対応なので裁定を待つだけなんで、
甘い話は当てにはしてないのが実情だし…

それでも大家が食い下がる背景には、、、

被災後、私個人に対し、群がってくる人が多いことにあるようです。
①火災消火作業中、野次馬の人(地元のおじさん)から「今後、部屋に住めない状況になったら、開いてる部屋あるよ!」(もちろん別の地主物件)
②配達、配送関係の人からは「もうここに住むの嫌でしょ!古いし。ここから少し離れた所に、ここより広くて安い物件ならあるけど!その気になったらいつでも言ってね。知人が持ってる部屋なんで安く紹介できるから。」(これも別の地主物件)
③その他、いろいろな不動産屋が「この度は…、ここより良い物件をご紹介…、ひとつご検討くださいませ。」

などと、新規入居人獲得のためにいろいろな人間模様が渦巻いております…

そんな話を、大家が近くにいるところで持ってくるものですから、大家としては聞き捨てならない状況です。

そんな訳で、別棟の空き部屋を暫定的に無償で住んでくれ。と、いうご好意をいただいています。
しかも、カーテン、布団一式、冷えるからと手作りの”かい巻き”まで用意。
いつでも言ってくれれば、うちで取れた野菜や米も持ってくるよ♪

大家は地元では一番の地主なわけで、神経質になるのもわかります。。。

すごく親切です。

でも、それはそれ!

ここで、各人の賃貸契約内容を少し…

①大家は、建物の管理を不動産会社「A社」に委託。
②火元世帯は、大家の知人で「A社」を紹介され賃貸契約。
③我が家は、不動産会社「I 社」仲介契約でここに入居している状態。家財保険の契約損保会社も私だけ別会社。

今の状況での話し合いは、「A社」と大家を交えた話し合いですが、個人的に相談に乗ってくれるのは「B社」。

3日の夜までは「I 社」の社長、
「そのまま仮住まいの別棟に移って残るのが、お互いにいいんじゃないか?」
と話していましたので、それもいいかな?と思っていました。。。

ところが、
4日に「A社」の社長、
「もう部屋の臭い無くなったね。このままなら元の部屋に戻れそうだね。臭いなんて慣れだよ慣れ!私は気にならないけどなぁ…」
って5分程度居ただけで、この発言!(じゃ、住んでみろよ!と言いそうになる…)

妻は、物を取りに部屋に入り、窓を開けて風を通しながら約30分いると、咳き込みながら「気分が悪い、頭痛がする」と言い、顔面蒼白で仮住まいにもどり、バッタリと横になってしまう始末。
さすがに温厚な彼女でも「A社」の社長のこの一言には、キレちゃいました!

その話を「I 社」の社長に話すと、
「今の家賃いくらだっけ~?」
あぁぁ…
ここにも思惑…(^_^;)

こういった話、田舎では「あっ」という間に広がるんですよね。。。

大家の耳に入るとどうなるんでしょう…???

仮住まいも、和室とリビングの区分けの引き戸が閉まらず、2cmほど開いてます。。。
換気扇を作動させると、振動で台所が揺れます。。。

ま、ここに住むとなると修繕は絶対条件。
あと、クリアしなければならないことは、移転費用。。。

とにかく、いろいろな思惑に惑わされないよう、渡り歩くようにしなければ…
(^_^;)b

追記.通りがかりの見知らぬ人から…
「お宅被災者?〇〇(ここの大家のこと)も、終わったな。あんたも大変だったねぇ。」
と笑い飛ばして去っていく。。。
田舎って、えげつないですねぇ… (^^;


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